新型コロナウイルス感染症による各方面での影響が報じられています。
不動産投資に関連して言えば、金融機関の融資に影響が出ているのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に複数の金融機関へ融資相談をした結果について記載します。
新型コロナウイルス感染症が不動産の融資に与える影響はどれほどなのか?
実体験をご紹介します。
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購入希望物件の概要
- 築30年程度
- 1棟7戸(テナント含)
- 鉄骨造
- 大型ショッピングセンターが近隣にあり、周囲は栄えている
- 販売価格が安い(想定利回り23%程度)
たまたま、知り合いの不動産投資家から紹介してもらった案件。
その人は購入しようと思ったけど融資が通らなかったそうです。
一般に公開していない物件で、販売価格が安い。
公開すると問い合わせが殺到するので、非公開で販売活動をしているようです。
融資という観点でみれば、耐用年数ギリギリの築年数がネックかな。という感じ。
とりあえず今回はこの物件を購入するために、複数の金融機関へ融資の相談へ行きました。
新型コロナの影響は?金融機関へ融資相談をした結果
今回、5つの金融機関へ融資の相談をしています。
- 日本政策金融公庫
- 信用金庫A
- 地方銀行B
- 地方銀行C
- 地方銀行D
- 番外編:スルガ銀行
日本政策金融公庫
まずは前回購入したときにもお世話になった日本政策金融公庫に行きました。
新型コロナウイルス感染症特別貸付の案件で忙しく面談ができないとのことで、とりあえず書類の提出のみを行っています。
ちなみに、書類の提出をしたのが4月上旬。
4月下旬ごろに「面談日時の連絡までに時間がかかります」という書面が届きました。
今も連絡を待っている状況です…。
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信用金庫A
新型コロナウイルス感染症の影響から、面談が禁止されているとのこと。
そのため、電話・書面でのやり取りとなりました。
結果は「現状として、融資対象にアパートがない」という返答でした。
不動産投資の案件自体ほとんど行っていないようです。
地方銀行B
実際に面談をして書類を一通り確認して頂きましたが、やはり築年数が問題になると言われました。
融資審査のスタートラインに立つためには、私たちの希望条件よりもさらにいくつか条件を追加してほしいとのこと。
返事はいつでもいいと言われたので、公庫の結果を待って考えたいと思っています。
ちなみに、5月からはさらにコロナ関係の融資を最優先させるので、不動産投資の案件は時間がかかる、と言われました。
地方銀行C
「新型コロナウイルス感染症の影響により新規の融資相談はすべてお断り」と言われました。
居住地の支店と物件所在地の支店の両方に問い合わせましたが、どちらも同じ回答でした(笑)
地方銀行D
日本政策金融公庫と協調融資を行っている地方銀行D。
上記で記載した通り、公庫では新型コロナウイルス感染症特別貸付の申し込みが集中しているので不動産事業への融資は後回しにされています。
とりあえず書類は渡したものの、今の時点では返答がありません。
番外編:スルガ銀行
今回は北陸地方の物件のためまったく考えていなかったのですが、フォロワーさんに教えて頂いたので念のため連絡してみました。
スルガ銀行のWebサイトには「全国対応」って書いてありましたからね!!
しかし、回答は「エリア外のため対応できません」とのこと。
北陸地方には支店がないしダメ元のつもりだったので特に驚きはありませんが、「全国対応」の中身が気になりました(笑)
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コロナ関係の融資が優先される現状では特に、現金買いが強い!
私の知人が物件を購入するため金融機関に融資の相談をしていたところ、後から現金買いの人が出てきて話を取られてしまったそうです。
売主からしたら、同じ金額が入ってくるなら時間のかからない現金決済の方が良いですよね。
特に、コロナ関係の融資が優先される現状ではなおさら現金買いが強いでしょう。
とはいえ、私たちにはそんな多額のキャッシュが存在しません\(^o^)/
当面は公庫から面談日時の連絡を待つのみです。
果たして物件を購入できるのか……!?
また動きがあればブログを更新します。