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【Webライター】単価交渉のタイミングと方法を解説!文字単価と収入アップを目指そう

【Webライター】単価交渉のタイミングと方法を解説!文字単価と収入アップを目指そう

こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。

Webライターの仕事に慣れてくると、もっと収入アップしたい!と考えるようになる人もいるでしょう。

作業量を増やして収入を上げる方法も考えられますが、できれば単価を上げて少ない案件数で効率よく稼いでいきたいですよね。

そこで今回は、Webライターが単価交渉をするタイミングと交渉方法について解説します。

Webライターでもっと収入を上げたい人・単価交渉について詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

小花絵里
目次

Webライターが単価交渉するタイミング

Webライターが単価交渉するタイミング

ここでは、Webライターが単価交渉をするタイミングについて解説します。

いつ単価交渉をしたら良いのかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。

  • クライアントとの信頼関係が築けているとき
  • 単価を上げて募集されている案件を見かけたとき
  • クライアントに単価を上げるメリットを提示できるとき
  • 自身の平均受注単価が上がってきたとき
  • 追加での作業を依頼されたとき

クライアントとの信頼関係が築けているとき

大前提として、単価交渉ができそうだと判断できるくらい、クライアントとの信頼関係が築けていることが挙げられます。

取引を始めたばかりで関係性の浅い人から「単価を上げてほしい」と言われても、判断しにくいですよね。

単価交渉をする場合は、ある程度仕事のやり取りを続けて関係性を築いてから行うことをおすすめします。

私はどんなに早くても契約から3か月、10記事以上納品してから交渉していました。

単価を上げて募集されている案件を見かけたとき

現在受注している仕事と同じ案件が、単価を上げて募集されていれば交渉の余地があるといえます。

Webライター1年目のとき、文字単価2円で引き受けた案件が3円で募集されていたのをみかけて、さっそく交渉しました。結果、交渉成功しています!

時々、同じクライアントの募集案件を確認してみると良いかもしれませんね。

ちなみに、単価を上げて募集されているのを知ったことは伏せて交渉しています。

クライアントに単価を上げるメリットを提示できるとき

  • 今までよりも納期を早められる
  • 今まで以上の記事数を担当できる
  • キーワード選定など、企画から担当する
  • WordPress入稿など作業項目を追加する
  • ブログやTwitterなどで執筆した記事を拡散する など

上記のように、クライアントにメリットとなる提案ができると、単価交渉が成功しやすくなります。

単価を上げるメリットとなる提案ができるときに、単価交渉をするのも1つの手でしょう。

自身の平均受注単価が上がってきたとき

Webライターとしてスキルアップしていくと、徐々に平均受注単価が上がっていきます。

私自身、文字単価1円→2円→3円→5~6円(現在)と少しずつ上がっていきました。

平均受注単価が上がってくると、相対的に昔から契約している案件の単価が低くなっていきます。

たとえば新規で文字単価5円の案件依頼が多数あるときに、昔から契約している文字単価2円の案件を受注し続けていくのが難しくなってくるのです。

私が単価交渉するタイミングの多くは、このパターン。

ちなみに、過去にこの理由で単価交渉を行い、文字単価2円→5円に上げてもらえたことがありますよ。

私自身の不動産投資の経験を踏まえて記事を書いていたので、代わりがいなかったようです。

とても嬉しかったのを覚えています(笑)

追加での作業を依頼されたとき

Webライターの書く記事の掲載先はWebのため、装飾や画像選定など執筆以外の様々な業務を依頼されることがあります。

中には、当初の契約にはなかった作業を追加で依頼されることもあるのです。

追加での作業を依頼されたときは、追加作業分の報酬を提案しましょう。

一般的に、後から交渉するのは難しいので、当初の契約にはなかった作業を追加依頼された時点で交渉することをおすすめします。

Webライターが単価交渉を成功させるためのポイント

Webライターが単価交渉を成功させるためのポイント

ここでは、Webライターが単価交渉を成功させるためのポイントについて解説します。

単価交渉は必ず成功するとは限りません。ポイントやコツを知り、成功率を上げていきましょう。

  • 丁寧な言葉遣いと控えめな表現を意識する
  • 単価を上げてほしい旨は率直に伝える
  • 単価を上げてほしい理由を伝える
  • クライアントのメリットとなる追加提案を行う
  • 希望単価はハッキリと伝える
  • 仕事を失いたくない人は保険をかけておく

丁寧な言葉遣いと控えめな表現を意識する

クライアントに単価交渉を行う際は、丁寧な言葉遣いと控えめな表現を意識することをおすすめします。

相手も人間です。上から目線で強気な態度よりも、謙虚な姿勢でお願いされた方が気分が良いですよね。

「いつもご依頼頂きありがとうございます。突然のご相談で大変申し訳ないのですが…」といったように、日頃の感謝の気持ちと相手を気遣う姿勢が伝わるように工夫するとよいでしょう。

単価を上げてほしい旨は率直に伝える

「単価を上げてほしい」という内容は、回りくどく言わずに率直に伝えましょう。

遠回しな言い方をすると、単価交渉の部分をはぐらかされてしまう可能性があります。

はっきりと伝えにくい気持ちは十分によくわかりますが、単価交渉はお金の絡むビジネスの話です。

先ほど解説したように、丁寧な言葉遣いと謙虚な姿勢を忘れずに、言いたいことは率直に伝えるとよいでしょう。

単価を上げてほしい理由を伝える

「単価を上げてほしい」という考えに至るまでには、何か理由があるはずです。

単価交渉される側も、理由がわからないと納得しにくいでしょう。

他の案件との兼ね合いや生活のためなど、クライアント側の判断材料になるような理由を伝えましょう。

クライアントのメリットとなる追加提案を行う

  • 今までよりも納期を早められる
  • 今まで以上の記事数を担当できる
  • キーワード選定など、企画から担当する
  • WordPress入稿など作業項目を追加する
  • ブログやTwitterなどで執筆した記事を拡散する など

Webライターへの外注費は予算が決められていることがほとんど。

できる限り、外注費を抑えたいというのがクライアントの本音です。

そのため、「単価を上げてほしい」というWebライターの要望だけでなく、クライアントにもメリットとなる提案ができると、交渉が成功しやすくなるでしょう。

希望単価は具体的に伝える

単価交渉を行う際、希望単価は「文字単価〇円」など具体的に伝えましょう。

先ほども解説したように、クライアント側はできる限りWebライターへの外注費を抑えたいと考えています。

「どのくらい上げられますか?」と相手に委ねてしまうと、「単価アップは難しい」「+0.1円なら…」といったように、希望単価とは程遠い返答をされてしまう可能性があります。

はっきりとした数字では伝えにくいかもしれませんが、具体的に伝えることで希望単価に近付く確率が高まるといえるでしょう。

仕事を失いたくない人は保険をかけておく

Webライターの単価交渉は、必ず成功するとは限りません。

単価交渉に失敗した場合、クライアントと気まずくなったり、仕事を失ってしまったりする可能性も考えられます。

仕事を失いたくない人は、「単価アップが難しい場合は、このままでも問題ありません」などの一文を追加しておくとよいでしょう。

ただし、裏を返せば「単価アップしなくても継続してもらえる」という意味になりますので、交渉に応じてもらえない可能性もあるでしょう。

【文章例あり】Webライターが単価交渉をする方法

【文章例あり】Webライターが単価交渉をする方法

ここでは、Webライターが単価交渉をする方法について解説します。

実際に私が単価交渉をしたときの文章を基に解説しますので、単価交渉を行う際の参考にしていただければ幸いです。

〇〇様

いつもお世話になっております。
今月も継続のご依頼頂きましてありがとうございます。

突然ですが、1点ご相談したいことがございます。
ありがたいことに現在多くのご依頼を頂いておりまして、今後は既存案件含めて一律文字単価〇円より受注することにいたしました。

つきましては、次の内容でご検討頂けないでしょうか?

現在:XXXX字×文字単価△円=〇〇円
希望:XXXX字×文字単価〇円=〇〇円

ご検討頂ける場合は、御社の案件を優先して受注させて頂きたいと考えております。

今後も〇〇様と末永くお仕事をさせて頂きたく思っております。
ぜひご検討頂けますと幸いです。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

上記でご紹介したように、できる限り丁寧な言葉遣いで謙虚な姿勢を心がけています。

さらに、希望単価は具体的な数字で伝えています。

単価を上げてほしい理由や相手に提示できるメリットは各々異なりますので、参考程度にして頂ければ幸いです。

単価交渉は必ず成功するとは限りませんが、「単価を上げてもこのWebライターさんを起用したい!」と思って頂ければ、希望の単価にしてもらえるでしょう。

Webライターが単価交渉をする上での注意点

Webライターが単価交渉をする上での注意点

ここでは、Webライターが単価交渉を行うときの注意点について解説します。

クライアントへの単価交渉を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 単価交渉は必ず成功するとは限らない
  • Webライター外注費の予算が決められていることも
  • 単価ごとに成功しやすい交渉幅がある

単価交渉は必ず成功するとは限らない

Webライターの単価交渉は、必ず成功するとは限りません。

後述するように予算が決まっていたり、外注しているWebライター全員を同じ単価で発注していたりするなど、クライアント側にも様々な事情があるからです。

単価交渉をする場合は、失敗するかもしれない可能性も考えておきましょう。

Webライター外注費の予算が決められていることも

Webサイトの運営にあたり、Webライターへの外注費の予算が決められていることが多くあります。

そのため、予算内で発注するために「単価は上げられるけれど、発注する記事の本数は減らします」といった内容の返答をされることもあるのです。

クライアントとやり取りを重ねて、契約条件を見直していきましょう。

単価ごとに成功しやすい交渉幅がある

  • 文字単価1~2円:+0.1~0.5円
  • 文字単価3~6円:+0.5~3円

私の経験上、文字単価ごとに成功しやすい交渉幅があると感じています。

文字単価1~2円で発注しているクライアントは個人や小規模の法人が多いので、そもそもの予算が限られていることがあるようです。

現状の文字単価に応じて成功しやすい交渉幅を考えて希望を伝えることも、単価交渉を成功させるコツの1つだといえるでしょう。

Webライターとしての実力を上げた上で単価交渉を行おう!

Webライターとしての実力を上げた上で単価交渉を行おう!

私個人としては、自身に見合った単価の仕事をこなしていくのが1番良いと思います。

単価が高くなると、求められる記事の質も高くなるからです。

とはいえ、Webライターがこなせる作業量には限界があるので、収入アップを目指すのであれば単価交渉は避けて通れないでしょう。

私の場合、今は文字単価5~6円程度で受注することが多いのですが、それまでは何度も単価交渉を行ってきました。

自身のスキルアップをして単価交渉を行い、収入アップを目指していきましょう!

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