
こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
未経験から始められる在宅ワークとして人気の「Webライター」。
Webライターに興味のある人の中には、「ゆくゆくはWebライターだけで稼いで生活できたらいいな…」と考えている人がいるのではないでしょうか?
そこで今回は、専業Webライターとして活動している私が、専業Webライターになるためのステップを解説します。
Webライターとして月20万円以上稼ぐための方法もご紹介していますので、専業Webライターを目指す人は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも専業Webライターで生活することは可能?

Webライターのみで生計を立てることは、努力次第では可能です。
フリーランスのWebライターの中には、会社員より高い収入を得ている人もたくさんいます。
しかし、Webライターだけの収入で生活するには、継続して依頼してもらえるクライアントを見つけることや自身の単価を上げていくことが必要不可欠です。
Webライターの稼ぎ方を知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
専業Webライターになるためのステップ

ここでは、専業Webライターになるためのステップを具体的に解説します。
Webライターで生計を立てたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 副業としてWebライターを始める
- 生活費などの支出を把握する
- Webライターとしての収入の目処を立てる
- 退職後に利用できる制度を確認する
- Webライター以外の収入源を考えておく
STEP1:副業としてWebライターを始める
まずは、副業としてWebライターを始めてみましょう!
正直なところ、Webライターには向き・不向きがあります。
Webライターの仕事を実際に経験してから、独立するか否かを検討することをおすすめします。

Webライターの始め方を知りたい人はこちら!
Webライターに向いている人・向いていない人の特徴とは?現役Webライターが解説!
STEP2:生活費などの支出を把握する
専業Webライターになる前に、生活費などの支出がどの程度あるのか把握しておくことをおすすめします。
収入よりも生活費などの支出が上回ってしまうことが続くと、生活が苦しくなる可能性が高まるからです。
なお、暮らしている地域や生活スタイルなどによっても、支出額は大きく異なるでしょう。
専業Webライターとして本当に生活できるのか知るためにも、自身の生活にかかる費用を把握しておくことをおすすめします。
STEP3:Webライターとしての収入の目処を立てる
専業Webライターとして生活していくのであれば、生活にかかる支出よりも多くの収入を稼ぎ続けなければなりません。
そのため、専業Webライターになる前に、ある程度収入の目処を立てておくことをおすすめします。
継続依頼がどのくらいあるのか、新規で仕事を獲得する手段がどのくらいあるのかなど、Webライターとしての収入がどの程度得られるのか試算するとよいでしょう。
STEP4:退職後に利用できる制度を確認する
雇用保険に加入している会社員であれば、専業Webライターとして開業届を提出することにより、再就職手当が受け取れる可能性があります。
フリーランスの専業Webライターの収入は不安定です。
退職する前に、自身が該当する制度を確認しておくことをおすすめします。
また、別の会社に転職しようか悩んでいる人は、要件を満たして転職活動を続けることで失業保険の受給ができる場合があります。
詳しくは、管轄のハローワークに確認してみましょう。
開業届・再就職手当・失業保険とWebライターについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
STEP5:Webライター以外の収入源も考えておく
リスク対策として、Webライター以外の収入源も確保しておくことをおすすめします。
収入源がWebライターのみである場合、仕事を獲得できなければ収入はゼロ。
たちまち生活に行き詰ってしまいます。
ブログ運営をして収益化したり、メルカリで不要品を販売したりすることなどが考えられます。
私の場合、宅建があるのでWeb重説をお願いされたことがありますよ。(子どもがいるので引き受けられませんでしたが…)
- Webライターがブログを運営するメリット・デメリットとは?ブログから仕事につなげよう!
- 【初心者必見】メルカリの始め方・使い方を完全解説!売るためのコツもご紹介します
Webライターが月20万円以上を稼ぐためのステップ


Webライターでギリギリ生活できる最低ラインの月収は、20万円ではないでしょうか。
もちろん、不測の事態や将来のことを考えれば20万円では足りないのですが、ここでは1つの目安として設定しました。
専業Webライターを目指している人は、ぜひ参考にしてみてください。
- Webライターとしての方向性を決める
- 専門ジャンルを決める
- 実績のわかるポートフォリオを作成する
- クラウドソーシングの認定ランクを獲得する
- クラウドソーシング以外からも仕事を獲得する
- ツールを活用して作業時間の短縮を目指す
- スケジュール管理を徹底する
- 単価交渉をして単価アップを目指す
STEP1:Webライターとしての方向性を決める
Webライターのみで生計を立てるためには、他のWebライターとの差別化につながるアピールポイントを作る必要があるでしょう。
特定ジャンルの専門性を高める、取材もできるライターになる、英語でも執筆できるライターになるなど。
Webライターの仕事をしていく中で、自身の方向性を見つけていくとよいでしょう。



STEP2:専門ジャンルを決める
Webライターのみで生計を立てられるくらい稼ぎたい!と思うのであれば、ジャンル選びが非常に重要です。
基本的にはどのジャンルでも一定の需要はありますが、専業Webライターになれるくらい稼ぐためには「案件数が多く単価の高いジャンル」の記事を書けるようになることが必要でしょう。
最低1つは「稼げるジャンル」の専門性を高めていく努力をしていくことをおすすめします。
Webライターにおすすめのジャンルについては、こちらの記事をご覧ください。
STEP3:実績のわかるポートフォリオを作成する
専業Webライターとして稼いでいくためには、より良い条件の仕事を獲得するための努力が必要でしょう。
そのためには、クライアントに実績をアピールできる「ポートフォリオ」を作成することをおすすめします。
STEP4:クラウドソーシングの認定ランクを獲得する
各クラウドソーシングで決められているランク制度を活用することで、仕事を受注しやすくなります!
私は「プロクラウドワーカー」「認定ランサー」になっていた時期があり、たくさん仕事を獲得して実績を作っていきました。
クラウドソーシング内で仕事を獲得しやすくなると、次のステップにも進みやすくなりますよ!
画像引用:クラウドワークス プロフィール画面
画像引用:ランサーズ プロフィール画面
※現在はクラウドソーシングを利用していないため、ランクから外れています。
STEP5:クラウドソーシング以外からも仕事を獲得する
- 求人サイト
- Webメディアへの直接応募
- Web制作会社への応募
- Twitterのライター募集案件に応募
- Webライター仲間からの紹介
- 自身のSNS・ブログへの直接依頼
Webライターの仕事を獲得する方法は、上記のように様々なものがあります。
私の場合、クラウドソーシングでの実績をもとに営業して、今ではTwitterとブログからの依頼のみで生活ができています。
クラウドソーシングである程度の実績を作ったら、他の方法でも仕事を獲得してみましょう!



STEP6:ツールを活用して作業時間の短縮を目指す
- 文章校正ツール
- コピペチェックツール
- キーワード選定ツール
- 共起語・関連キーワードを探すツール
- 文字数カウントツール など
上記のようなWebライティング関連ツールを使うことにより、作業時間を短縮することができるでしょう。
作業時間を短縮できれば、より多くの仕事をこなすことができるようになります。
さらに、ツールを上手く活用することにより、誤字・脱字などのミスを減らすことも可能です。
Webライターとして稼いでいきたいと考えるのであれば、積極的に活用していきましょう。
STEP7:スケジュール管理を徹底する
専業Webライターとして稼いでいくためには、スケジュール管理をしっかりと行いましょう。
Webライターはクライアントのスケジュールに左右されやすく、「依頼を受けたけど、まだ作業できない…」という空白の時間ができやすいのです。
さらに、同じ時期に複数の案件の納期が重なってしまうと、作業をこなすのが大変になってしまいます。
依頼された時点でスケジュールを確認したり、納期を交渉したりして、作業量を均一化させる工夫をしていきましょう!



STEP8:単価交渉して単価アップを目指す
月20万円稼ぐために必要な記事数
- 文字単価1.5円×3,000字×45記事
- 文字単価2円×3,000字×34記事
- 文字単価3円×3,000字×23記事
Webライターが作業できる時間には限りがあるので、稼いでいくためには単価アップするための努力が必要です。
月20万円を目指すのであれば、文字単価1.5円の案件を受注できるようにスキルアップしていきましょう!
私個人としては、専業Webライターとして生活していきたいのであれば文字単価3円を目指すことをおすすめします。
なお、文字単価を上げる方法を大まかに分けると、「単価の高い仕事を探す」もしくは「単価交渉をする」の2種類があります。
Webライターでもっと稼いでいきたいと考えているのであれば、適切なタイミングで単価交渉をすることも大切です。
単価交渉については、こちらの記事もご覧ください。
専業Webライターを続けていくために必要なこと・注意点


ここでは、専業Webライターを続けていくために必要なことや注意点について解説します。
Webライターとして長く働いていきたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
- ジャンル選びを間違えない
- Webライター仲間を作る
- クライアントとの関係性を大切にする
- 確定申告などの税金に関する知識を身に付ける
- 万が一に備えてフリーランス向けの保険に加入する
- Webライター以外の副収入を得る手段を考えておく
ジャンル選びを間違えない
基本的には、興味のあるジャンル・ある程度知見のあるジャンルを選ぶことがおすすめです。
しかし、「専業Webライターとして生活できるくらい稼ぐ」ことが目標であれば、「稼げるジャンル」の記事も書けるようにしておいた方がよいでしょう。
Webライターだけで生活するためには、継続的に仕事を獲得できるような仕組みを作る必要があります。
つまり、案件数の多い・単価の高い「稼げるジャンル」に対応できれば、仕事を獲得しやすくなるといえるでしょう。
最低1つは「稼げるジャンル」から自分にできそうなものを選択して、専門性を高めていく努力をすることをおすすめします。
Webライター仲間を作る
Webライターとして活動していく中で、1人では解決しにくい悩みを抱えることがあります。
また、Webライターは基本的に1人で作業する職業なので、孤独を感じやすいといえるでしょう。
Webライター仲間は、主に仕事面や精神面で心強い存在になります。
Webライター仲間から有益な情報を知ることができたり、手が回らない仕事・畑違いのジャンルの仕事を振ってくれたりすることがあります。
Twitterなどを利用して、Webライターと積極的に交流するとよいでしょう。
クライアントとの関係性を大切にする
フリーランスのWebライターにとって、クライアントとの関係性は非常に大切です。
言葉遣いや「報告・連絡・相談」の徹底、約束を守るなど、社会人として基本的なマナーは心得ておきましょう。
何か困ったことがあれば、その都度クライアントとコミュニケーションを取ることをおすすめします。
確定申告などの税金に関する知識を身に付ける
専業Webライターの多くは、フリーランスとして活動しています。
フリーランスになるのであれば、確定申告などの税金に関する知識を身に付けることは必須です。
たとえば、経費計上の仕方を知らないと課税所得を減らせず、支払う税金が大きくなってしまい手元に残るお金が少なくなる可能性があるでしょう。
専業Webライターを目指す人は、最低限の知識として「確定申告」と「青色申告制度」は理解しておきましょう。
さらに、簿記3級程度の知識があると、決算書類の分析がしやすくなりますよ。
万が一に備えてフリーランス向けの保険に加入する
専業Webライターとしてたくさんの仕事を受けていくと、予期せぬ事故に遭う可能性もあるでしょう。
フリーランスは会社員と違い、守ってくれる会社のような存在はありません。
万が一に備えて、フリーランス向けの保険に加入しておくことをおすすめします。
私は、フリーランス特有の事故の補償に備えて、FREENANCE(フリーナンス)
保険サービスだけでなく請求書を買い取って即日払いするサービスなども提供していますので、気になる方はぜひ登録してみてください。
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Webライター以外の副収入を得る手段を考えておく
フリーランスの場合、1つの事業のみで収入を得ていくことはリスクであるともいえるでしょう。
専業Webライターになるにしても、Webライター以外の収入源があれば、心を落ち着けて仕事に取り組むことができます。
まずは本業となるWebライターの仕事に力を入れて、慣れてきたら並行して別の収入源についても考えるとよいでしょう。
- 主婦におすすめの在宅ワーク11選!未経験からできる仕事もご紹介!
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- 【初心者必見】メルカリの始め方・使い方を完全解説!売るためのコツもご紹介します
専業Webライターを目指す人は、まずは副業から始めてみよう!


Webライターのみで生計を立てたいと考えている人は、まずは副業として始めてみることをおすすめします。
実際に仕事をしてみて、専業Webライターとして生活していけそうか考えていくとよいでしょう。
Webライターの仕事を探したい人は、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」がおすすめ!
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